Ise Sea Paradise こちらも二種盛り
ツメナシ舎改築・施設名改修してから初訪問。旧名称は「二見シーパラダイス」、新名称「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」。新名称を何と省略していいのかわからず結局ウソラー氏との話題に出すときはふたみふたみ言ってる。夫婦ふれあい、だと意味違ってくるでしょ?w
タイトル通り、先日の上野に引き続いてこちら伊勢夫婦岩ふれあい水族館もまた日本で数少ない二種盛り展示をしている園館である。しかもこちらはツメナシカワウソとコツメカワウソだ。
コツメカワウソのムコドノ。人工哺育で育った結ちゃんのお婿さんとしてやってきたのでそんな名前。結ちゃんのヤンチャっぷりに振り回されている、といった感じがした。
そんなコツメ水槽の向かいにいるのがツメナシカワウソのゆるりくん。
仙台に嫁いだくるりちゃんと双子だ。
2015年7月撮影
ちびっ子時代に見に行ったきりで当たり前だけど成長した姿を見て「おっきくなったねぇ…」とガラス越しに呟いてしまった。あんたは親戚か!
キーパーさんの魔法の手さばき、見ていて惚れ惚れする。努力の賜物。
よくかんで食べてください。
なるべくなら部屋の木材はよく噛まないであげてください。
息子のゆるり君はひとり暮らしを満喫している。じゃあ両親は?というと
ふあああ
ねむ。
ブブゼラ父さんは従来の展示場所に、
ズリちゃんは従来のツメナシ展示の向かいにあったペンギン展示を改築した部屋におった。
従来展示同様こちらにも握手パイプがある。屋外面と屋内廊下面にそれぞれ一箇所ずつね。
アイロニックスマイル。
ズリちゃん展示室新設には、スノコづくりの巣箱がある。完全に面として塞がっているところとスリット状にしてあるところがある。子育てをしやすいように、といった目的からこのような形状になった。プールの水深が浅いのもそのため。
やはり子どもは生まれたが諸々の事情により人工哺育をせねばならない事態になり、今はここにズリちゃんだけが生活しているのだ。
キーパーさんとズリちゃん
そりゃホース持ってたらイタズラもしたくなるわなw
泳ぐ姿も
採食する姿も
とりあえずは通常通りのように見えて一安心だ。
で、肝心のベイビーズ。
捕れたてだよ!とでも言わんばかりに発泡スチロール製の箱(おうち)に入ったままやってきます。イベントとして時間を決めてやっているもの、というより赤ちゃんたちの健康のために日光浴をさせている、そんな時間だ。くれぐれも触ったりしないよう。
この日は2頭ともすやすや、撮影時は47日齢でした。
前肢。
ツメナシと銘打ちながら後肢にはわずかに小さな爪がある。コツメと同様オトナうそ達のそれより少し鋭利で目立つ爪のように見える。触ってないからわからんけど。
この記事を書いている5月30日現在はもう眼が開いたとのこと。
おやすみ、そして元気に育ってね!
いっぱいあそんだ後はおいしいものを食べよう。
たい焼きならぬカワウソ焼き。撮ったあとすぐ食べた。店頭の金型、あれ家庭用にゆずってもらえないかなあ(冗談です)