Asamushi Aq
(2022年7月30日撮影)
カワウソいないし時間もとれないし、なんとなく館内一周だけできればいいかな
…と行程を組んだのですが、時間が取れなかったことを後悔するのでした。
というのも、今回は募集旅行に参加して。
都区内→青森を臨時の寝台、青森→浅虫/浅虫→八戸をバスツアー、八戸から臨時列車
(その臨時列車「風っ子やませ」からの風景)
列車を降りて久慈→盛岡がバス、
(久慈駅に1分くらいしかいなかったときの写真)
盛岡→都区内が新幹線、という詰め込み旅でした。
水族館に行けるかどうかすらも怪しかった行程ゆえ、ほとんど館内の写真がないという。
青森県といえば小学校で習うあの特徴的な”陸奥湾”の形でしょう。湾の名前こそ覚えないかもしれないけれど青森県のシルエットくらいは認識するでしょう。その、湾。
地方の園館にいくことの何が醍醐味かって、こう、その地域に根づいた文化だったり地理的なアプローチがあるところだと思う。
よく「写真映えする展示で集客」とか、動物園だと「大型肉食獣とかがないと魅力的に思わない」なんて言うけれど、それをして個性のない横並びの園館が各地方に作られても面白くないのではないか。
それよりも「この湾は地理的要因でこういう潮の流れで」「この季節になるとこういう気象条件になって」「物流の要因で保存食が重宝されて」といった背景が知れると面白い、はるばる足を運んだ値打ちがある、と思わせることができるのではないか。
https://asamushi-aqua.com/area-map/328
説教じみた話はこんなところにしておいて。
この陸奥湾の展示水槽は、まさに食文化と絡めた展示物がありました。
最近ツイッターで跳ねていたのでどこかで見たという方もいらっしゃるかも。
水槽内にはホタテ養殖の成長度合いに合わせた管理手法が展示されていて、水槽手前には食品サンプルとともに食文化の説明ハレパネがおいてある、という状態です。
…
規模小さめの水族館ゆえ魚類以外の展示に期待していなかったのですが(めっちゃ失礼)、なかなかに充実していました。
夏休み期間中とあって掲示物くらいしかまともに撮れていないけれど。
(その掲示物がなかなか力作でした。ほかにももっとある。)
約80日齢のゼニガタベイベはおとなたちとは別室におり、モニタでその様子が観られました。離乳トレーニング中とのこと。だいぶ貫禄が出ていましたよ。
と思ったらおとなたちと合流してたのね。その調子だ!
…
そういえば、イルカプールへの通路を渡る際にこんなパネルを発見しました。
1988年にコツメがいただと?ラッコがいたのは知っていたけれどコツメは初耳です。
一体いつくらいまでいたんだろう?
…他園館とのハシゴもしづらいし、なかなか足を運ぶチャンスがなかった浅虫でしたが結果的に大満足でした。(昨今全世界的に物議を醸す)イルカショーもかなりよかったし。みなさまもなにかの折に是非。