Chiba Zoological Park - Transitional Stage
花香る春の朝、場所は千葉市動物公園です。わたしのホームグラウンドにして一年ぶりの訪問。
Chiba Zoological Park (Chiba Pref.) is now in a transitional stage.
The park was established in April 1985 as a primary term. The whole garden completed and opened in 1991. Now 25 years has passed, some parts of the facilities are deteriorated and the number of visitor tend to decrease. In order to break these problems, they formulated a basic policy.
ちょっとわかりづらいが
桜とシロオリックス。(桜じゃなかったりして!笑)
撮影は3月。ぽかぽかと太陽の暖かさが感じられる一日だった。
ときおりその日差しが暑く感じられることがあるほどで
アシカはまだ到底溜まりそうもないプールの浅瀬で飛沫を立てていた。見ていて涼しい。
おとなりペンギンさん宅。
きりんさん。
どっちがヨウタで
どっちがサツキだか。。。
撮影時は間違い無く判別できていたのだけれど
ろくにメモをとらなかったのでもうお手上げです。たぶん手前がヨウタ…かな?(確率50パーセント!)
ところで、どういうわけだか平日にもかかわらずファミリーが多い。忘れていたけれど世間は春休みだったのだ。
(すごくきもちよさそう・・・)
当たり前だけど葉っぱを食べるのがすごくうまい。
(こんなにギャラリーがいても平常心で食事できるものなのだろうか?)
これまでカワウソを追いかけるあまり、長い時間をかけて観たことがなかったモンキーゾーン。
こちらは昨年10月に生まれたフサオマキザルの仔である。写真で見るより百倍可愛い。なにがって、見た目もさることながら行動が面白いのだ。
クロザルっ仔はニンジンを咥え
なにかを見つめたかと思えば
そのニンジンをくわえたまま器用に上へと登っていく。すごくない?(語彙力がなくてすいません)
その立体的な動きに見惚れてついメインのカワウソに割く時間を減らそうかと思っちゃったりw
しかしやはり本命はカワウソだ。
この日の展示はオス四頭だった。(メス一頭はいずこへ?)
そわそわ。。。
きたあ〜!!!!
ぷはあ〜
放たれたドジョウを追いかけるそのスピードたるや。
それ行けっ!
捕まえたらその場でオヤツ♪
オヤツをたべたら濡れた体を丹念に乾かして
出すもの出して
乾かして
おやすみなさい♪
カワウソ放飼場をあとに、ふたたび園内を散策してみる。
ゾウに
トナカイ。
その奥へ進もうとしたら
がっつり工事中であった。
もうそこにスイギュウもモウコノウマもいないのかと思うと(誠に勝手ではあるが)切ない思いが込みあげた。千葉ズーの個性が出ていて好きな展示であっただけに。
で、なにがおこなわれているかというと
千葉市:千葉市動物公園 4月28日(木)ライオン展示場「京葉学院ライオン校」オープン!!
今月末に新しくライオン舎がオープンするため現在このようにキープアウトになっているのだ。
このライオン舎の新設およびライオン導入は26年3月にリリースされた「千葉市動物公園リスタート構想*1に基づくものだ。
遠巻きからしかその様子を伺うことができないが、そうとう立派なつくりになっているようだ。
おなじくリスタート構想に基づき整備が進む旧遊園地をモノレールの車窓から。
こちらは「ふれあい動物の里」という名前の施設になるそうだ。
と後半にかけて畳み掛けるようにリスタート構想について書いているのは、その構想に少なからず疑問と不安を抱いているからだ。いまさら何も言えたこっちゃないが、端的に述べると構想が良い方向に進むか心配なのだ。的ハズレな心配かもしれない。
学が浅く的確に言語化できなくて申し訳ないのだけれど、たとえば先にリンクを貼ったライオン舎新設のトップ画像、そこに何が書かれているかというと、
平成28年4月28日 から、知名度抜群のライオンの展示をはじめます。ライオンの展示は県内唯一であり、千葉市動物公園にとって初めての 大型肉食獣の展示となります。
上記のとおりである。「知名度抜群のライオンの展示」と書いてある。(なおテキストにはその文言が省かれてある)
そりゃあたくさんお客さん来てくれなきゃ困るけどさあ、だからって知名度抜群って書き方はどうなのよ、とモニョってしまう。一時的に来園者が増えても長期的にはどうなの?とか、維持管理コストってその知名度に見合うの?とか思ってしまう。ああ、うまく言語化できないのがもどかしい。
家畜の原種なんてパッとしないしライオンなら皆が楽しめるのかもしれない、市民の大多数がそう思ってるのかもしれないのだけれど、私はどうもそこに違和感を覚える。むしろ没個性化してしまうのでは?とあらぬ不安がよぎる。
なかなか核心をつく言葉が出てこない。
ともあれ今はいち来園者である以上、園と園に携わる職員さんと動物たちにとって良い方向に進みますように、と願うことしかできないのである。