Mito Sea Paradise
Mito Sea Paradise , the 2nd oldest aquarium in Japan , is located in Izu Peninsula.
In 1982 they started sea otters' exhibit, and succeed breeding them 2 years later. Both were the very first time in Japan!
Sadly, there're no sea otters now in Mito Sea Paradise. The facillity has a male ASCO as of Oct. 2016. (The exhibit has started July.)
我が住まいから近くて遠い伊豆半島。この7月にカワウソ飼育が始まったという話は知ってはいたものの、なかなか行くチャンスが訪れませんでした。
この度は近くに行く用事があったので、知人に連れて行ってもらうことにしました。(本当にありがとうございます!この場を借りて感謝します。)
カワウソのまえに館内をひと回り、
DON底タッチングプールには
タカアシガニが。ぎゃー!ほんとうに触っていいの!?
(怪我をしないようにとハサミ部分にテープが巻かれてありました。)
こちらはアルテミア幼生。クラゲ等の餌ですが、アルテミアだけの展示って他で見たことがないような気がします。すごい。
セイウチの給餌解説に
カリフォルニアアシカのショー。キーパーさんとの息もピッタリです。
ちゅっ♥
お絵かきもしますよ。ハロウィン前ということで画伯はジャック・オ・ランタンをお描きになったようです。
トドさん、あっかんべー♪
カマイルカの力強いジャンプ!
そして繊細なバブルリング。
施設の奥まったスペース、あまりお客さんの姿は見えませんが
岩場にはペンギンが棲んでいたり
キタオットセイ(!)のチビが暮らしていたりと、見逃すのは勿体なすぎ!なスポットがたくさんなのです。
ひととおり見学したところでよい時間になってきました。目指すは13時前の給餌です。
こちらがコツメカワウソ展示です。右隣はシロフクロウ。
晴れてたら色カブりしそう…。
お隣シロフクロウさんがガッツリ写り込んでますがご容赦願いたい。
展示スペースの奥まったところ(写真左下)に通路があり、BYとつながっている模様です。
いました。スタンディングで猛烈アピール中です。
いま三津シーにいるのはこのオス個体1頭のみです。名前や出身地などは非公開。
そこにキーパーさん登場、給餌体験する皆様には前後にアルコール消毒をお願いしています。
「はやくはやくぅ〜!」
キーパーさんによるルール説明が済むまでは待ってもらわないとね。
ごはんはドッグフード。
参加者からは「何これ?吸盤みたい!」と悲鳴に似た声がw
「もう空っぽでっせ…」と開いた器を見せても執拗に手を出してくるあたりが実にコツメらしい。
どさくさに紛れておさわりw
定員に達し「コツメカワウソにタッチ!!」が終わるとキーパーさんが握手パイプに蓋をします。
蓋が閉まってもなお握手パイプをガサゴソと。
ほんまにおわりかいな?
…さて、ここ三津シーパラダイスといえば、香川の新屋島水族館に次いで現存二番目に古い水族館であるとともに、日本ではじめてラッコを飼育した園館でもあります。日本初ラッコ純国産個体を誕生させたことで1984年には繁殖賞を受賞しています。
繁殖賞のメダルの掲示を探したが見当たらず。
スタッフさん何名かに尋ねてみましたが、2010年に飼育が終わってしまったことや館内リニューアルがあったことなどから掲示が外されたのでは、とのことです。
かつてはどこの園館でも当たり前のように見ることのできたラッコですが、今となってはわずか9園館のみとなってしまっています。(そのうち海の中道は改修工事中につき非展示)
そんな歴史背景のある三津シーパラダイスで新規カワウソ展示が始まったというわけです。ラッコとコツメとでは全然別物やないか!とお思いでしょうか?同じカワウソ亜科の生き物が展示されている、というのは全く無意味ではないと私は考えます。